
「利益確定の計算、不安に感じていませんか?」
暗号資産の売買で発生する利益確定額を正しく計算しないと、税務リスクが発生することも…。自動計算ができる「【CRYPTACT(クリプタクト)】」を活用すれば、計算ミスを防げます!
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1. 【結論】「利益確定=税金発生」のタイミングを理解しよう!
✅ 暗号資産の「利益確定」は税金が発生する重要なポイント
暗号資産を売却・交換・使用した時点で利益が確定、もしくは損失が確定します。
つまり、「保有しているだけ」では税金はかからず、利益を確定させたタイミングが課税対象 になります。
📌 利益確定の主なタイミング
- 暗号資産を売却したとき(売買契約成立時・約定日)
- 暗号資産を別の暗号資産に交換したとき(BTC→ETHなど)
※交換した場合でも会計処理的にはBTCを売却して新しくETCを購入するといった流れとなります。 - 暗号資産を商品・サービスの支払いに使ったとき
👉 知らずに「利益確定」してしまうと、税金を払うことにもなる可能性!
👉 交換や使用時にも利益もしくは損失が発生する!
2. 暗号資産の「利益確定」ってどういう意味?
✅ 「利益確定」=売却・交換・使用することで利益(儲け)が確定
暗号資産は基本的に 「取得価額(買った価格)」と「売却・交換時の価格」の差額=儲け(利益) に対して税金がかかります。もちろん逆に損失となる場合もあります。
📌 利益の計算式
利益 = 売却価格 - 取得価額
📌 具体例(BTCの売却)
- 1BTCを50万円で購入
- 1BTCを100万円で売却
- 利益 = 100万円 - 50万円 = 50万円(課税対象)
👉 売却の契約成立時(約定日)に利益が確定する!
✅ 暗号資産の取得価格について
暗号資産の利益の計算は「売却価格 - 取得価格」で計算すると解説したところですが、この場合の「取得価格」について解説します。
通常、取得価格は「=買った価格」となりますが、暗号資産の利益の計算時における「取得価格」は「買った金額」ではなく、次の方法によって計算した金額になります。
【取得価格の計算方法】
① 移動平均法
移動平均法とは、 購入した暗号資産の平均単価を計算し、それを取得価格とする方法 です。
【例】
- 1回目:1BTCを500万円で購入
- 2回目:1BTCを550万円で購入
- 合計:2BTC、1,050万円
平均取得価格 は、1,050万円÷2BTC=525万円
この後、1BTCを売却した場合、取得価格は「525万円」として計算します。
② 総平均法(年間でまとめて計算)
総平均法とは、 1年間の全購入額を合計し、取得単価を計算する方法 です。確定申告の際に利用されることが多いです。
【例】
1年間に以下の取引をした場合
- 1月:1BTCを400万円で購入
- 5月:1BTCを450万円で購入
- 10月:1BTCを500万円で購入
年間の取得価格の合計:400万円+450万円+500万円=1,350万円
平均取得価格:1,350万円÷3BTC=450万円
この取得単価(450万円)を基準に、売却益を計算します。
3. 「知らないうちに利益確定」してしまうパターン
✅ ① 暗号資産同士の交換も利益確定!
暗号資産を売却せずに、BTCをETHに交換しただけでも、利益確定 になります。
📌 具体例(BTC→ETHの交換)
- 1BTCを50万円で購入
- 1BTCをETHに交換(交換時のBTCの価格が100万円)
- 利益 = 100万円 - 50万円 = 50万円(課税対象)
👉 「日本円に換金してないから大丈夫」は誤解!
✅ ② 暗号資産を使って買い物をすると税金がかかるケースも!
ビットコイン決済などで 暗号資産を使うと、利益確定 になります。
📌 具体例(BTCで支払い)
- 1BTCを50万円で購入
- 1BTCで100万円の商品を購入
- 利益 = 100万円 - 50万円 = 50万円(課税対象)
👉 「暗号資産で買い物するだけで税金がかかるケースもある」ので要注意!
「計算ミスを防ぐなら、自動ツールが必須!」
暗号資産の損益計算は複雑ですが、「【CRYPTACT(クリプタクト)】」を使えば自動で正確に計算できます。
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4. 【計算ミスを防ぐ】暗号資産の利益計算のポイント
✅ ① 取得価額を正しく計算する(移動平均法・総平均法)
取得価額の計算方法は 「移動平均法」または「総平均法」 のどちらかを使用します。
📌 計算方法
計算方法 | 特徴 |
---|---|
移動平均法 | 取引のたびに取得価額を更新 |
総平均法 | 年間の取得価額の平均を計算 |
👉 計算方法を途中で変更すると、税務署に指摘される可能性あり!
「確定申告に不安があるなら、税理士に相談を!」
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✅ ② 取引履歴を整理する
利益計算を正しく行うために、取引履歴を整理することが重要 です。
取引履歴は利用している暗号資産取引所の公式サイトからダウンロード可能です。
📌 保存すべきデータ
- 取引所の履歴(CSVダウンロード)
- 売却・交換した時の価格
- 取得価額の記録
👉 取引履歴が曖昧だと、税務調査で指摘される可能性あり!取引所から履歴をダウンロードし、保存していれば問題ないでしょう。
✅ ③ 会計ソフトを活用する
とくに事業所得として申告する場合は、帳簿の作成と保存も必要となってくるので、暗号資産の取引が多い場合は会計ソフトを使うと便利です。
📌 おすすめの会計ソフト
ソフト名 | 特徴 |
---|---|
freee | はじめての方向けの会計ソフト |
やよいの青色申告オンライン | クラウド確定申告ソフトNO.1! |
👉 取引が多い人はソフトを活用しよう!
5. 【税務署対策】利益確定の計算で注意すべきポイント
✅ ① 取引所の履歴をしっかり保存する
税務署は「取得価額の証拠」を求めることがあるため、取引履歴を必ず保存しておく ことが重要です。
取引履歴は取引所の公式サイトからダウンロード可能です。
また、事業所得として申告する場合は、帳簿書類の作成と保存も必要です。
👉 海外取引所を利用している場合も、取引履歴をダウンロード!
✅ ② 漏れなく申告する
税務署は、利益確定が適切に計算されているかをチェックします。
特に、「暗号資産同士の交換」や「買い物」で利益確定を見逃さないように注意しましょう。
📌 ポイント
- 全ての暗号資産取引について申告されているか
利用している各取引所について申告漏れがないか - 取引履歴を確認し、利益計算を再確認
取得価格の計算に誤りはないか
選択した計算方法で取得価格を計算しているか
→移動平均法により計算するためには「評価方法の届出書」の提出が必要 - 所得の区分は正しいか
暗号資産取引の利益は、基本的に「雑所得」として申告
「事業所得」として申告する場合は、条件をクリアしているかチェック!
👉 正しく申告していれば、税務署の指摘を受けても慌てず対応できる!
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6. 【Q&A】よくある質問
Q. 日本円に換金しないと利益確定にならない?
A. 誤解です!売却時や暗号資産同士の交換、支払いに使った時点で利益確定になります。
Q. NFTやステーキング報酬も利益確定になる?
A. NFTの売却益や、ステーキング報酬の受け取りも利益確定扱いです。
Q. 取引履歴を消してしまったらどうする?
A. 取引所から再ダウンロード可能か確認しましょう。
7. まとめ
✅ 利益確定=売却・交換・支払いのタイミングで税金が発生!
✅ 「日本円に換金しないから税金がかからない」は間違い!
✅ 取得価額の計算ミスに注意し、取引履歴をしっかり管理!
✅ 取引が多いなら会計ソフトを活用するとラクになる!
✅ 税務署の指摘に備えて、取引履歴の保存を徹底しよう!
「計算ミスを防いで、正しい申告を!」
本記事で解説したように、暗号資産の利益確定は正確な計算が必須。 自動化ツールや専門家を活用すれば、税務リスクを回避できます!
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